春のストレス対策に飲みたい!和のハーブティーをご紹介

 

      2017/03/29

春先のストレスの多い時期におすすめの和のハーブ茶

 

春先のこの気温差や、強い風に花粉などなど、冬から春への移り変わりの時期は身体に負担が多くかかります。

なんといっても春は草木が芽吹く時期。冬眠していた動物も動き始めます。

人の身体も同じく、春になるとだんだんと陽気が増え、活動的になってきます。

けれども、なかなか冬の身体が春の身体になる準備が追いつく事ができないと、陽気だけが上がってしまうのです。

冬の間、寒さに耐えるために閉じていた毛穴も春先は開きはじめます。

でも、身体がついていかないと上った陽気が毛穴からうまく発散できなくなってしまいます。

うまく発散できない陽気は身体の中にこもってしまい、熱症状を引き起こすのです。

熱が身体のなかに滞ってしまったことで起きる症状はいろいろ。

  • アレルギー性鼻炎
  • アトピー性皮膚炎
  • 自律神経失調症
  • めまい、頭痛
  • のぼせ、ほてり

春の不調の特徴は首から上に来たり、熱の症状だったりします。

この季節は、春の陽気と同じように、のびやかに過ごすことで、身体のなかの陽気の滞りを防ぐことができます。

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これらの不調を取り除くのにおすすめの和ハーブのお茶をご紹介します!

 

まずは、しその葉入りのお茶です。

しそには多くのビタミンが含まれていて、春の不調にとても効果的です。

春先の花冷えの時期の風邪予防にもピッタリなのです。

春先の開き始めた皮膚の毛穴から、寒い空気が入り込むと、春風邪の原因に。

しそは身体の表面を温めて、毛穴から寒さが入り込むのを防いでくれます。

胃腸を温めてくれる作用もあるので、身体の冷えからも守ってくれるのです。

ちょっと寒い日や、ぞくっと感じたら、このお茶を飲むと良いでしょう。

そしてもうひとつおすすめしたい春の和ハーブティーはこちらです。

 

「くろもじ茶」です。

くろもじの枝はつまようじにも使われているんです。

さて、その効能ですが、こんなにたくさんあります。

香りが良く、リラックス作用が特徴なので、自律神経を整えるのにぴったりです。

そのほかにも、多くの効果が期待できます。

クロモジ(黒文字)の樹皮は、茶道で使う楊子の材料として、葉は芳香性があり油分が多いことから、香水や石けん、入浴剤などの香料として使われています。

タンニン:抗ガン作用、抗酸化作用
テルビネオール:抗炎症作用、抗アレルギー作用、収赦作用
リモネン:抗菌・殺菌作用、皮下脂肪などの蓄積抑制、血中脂肪分抑制
リナロール:新陳代謝促進、皮膚の正常化作用、血圧降下作用、鎮静作用
シネオール:殺菌作用、抗炎症作用

去痰、潰瘍や湿疹に。また、血行を良くして疲れを取る作用がある。

いかがでしたでしょうか。

春先の気温の変化の激しい時期におすすめのお茶。

どちらも不安定な身体のブレを調整してくれるようなお茶です。

季節にあったお茶で、身体のバランスを上手に取ってみて下さいね。

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