むくみを取る食材ですっきりと!むくみの原因とは?
日本人はむくみやすい?
むくみに悩む女性は多いですね。日本は湿度が高いこともあり、むくみやすい体質でもあるそうです。
むくみの原因は塩分の取りすぎなの?
よく、塩分を取りすぎるとむくむ、という人がいますが、これは濃い味付け、つまり塩分を多く含んだ食べ物をたべたことで、水分も多くとっているから。
けれども、腎臓は塩がなければ、尿として排出することができません。
では、何が問題なのかというと、塩の成分です。
にがりを含んだ自然海塩はマグネシウム、カリウムなどのミネラルを多く含みますが、塩化ナトリウムの精製された塩を取っていると、身体の余分な水分が排出されず、むくんでしまう原因にもなるのです。
良い塩を取る事もむくみ解消には大切なのです。
身体の水分代謝を行うのは腎
日本はもともと湿度が高く、梅雨や台風など雨も多いため、身体に水分がたまりやすくなっています。
身体の水分代謝を行うのは、「腎」という臓器です。
この「腎」の働きが低下すると、余分な水分を排出する力が弱くなり、むくみが起きるようになります。
むくみをそのままにしておくと、身体の中に溜まった余分な水分が冷えて、内臓を冷やし、血行が悪くなることで様々な不調の原因となります。
また、最近では一年を通して冷たい飲み物や生野菜のサラダなどを多く取りすぎることで、水分過剰となり、また冷やされた「腎」が働きも弱くなりやすくなっているため、むくみが起きやすくもなっています。
水に囲まれた日本で昔からむくみに良いとされてきた食べ物
日本では昔から、毎月1日と15日に小豆粥を食べる風習がありました。
小豆のもっとも大きな効能のひとつが利尿作用なのです。
むくみやすい日本人ならではの食の知恵だったのでしょう。
そのほか、水分の排出を促す作用がある食べ物は、
黒豆、枝豆、とうがん、とうもろこし、白菜、すいか、きゅうり、あさり、
などです。
水太り解消には、小豆を煎じた汁をお茶代わりに飲むと良いでしょう。
ただし、小豆は、長期間食べ続けると皮膚が乾燥気味になる事がありますので気を付けましょう。その際はハト麦を同じ量混ぜて煎じると良いでしょう。
とうもろこしは皮や軸、ひげにも利尿効果があるので、丸ごと茹でて、煮汁をスープなどに使うと良いでしょう。
とうもろこしのひげは漢方薬にも使われているほどです。
まとめ
塩は良質なミネラルが豊富な自然海塩を選んで。
食材は加熱したり、ゆで汁を使って。